ホームページ上での表の作成は、htmlの作成が面倒なだけでなく、cssを使用したデザインの調整も面倒です。 ただ、作成したページは、見やすくなるので、積極的に使いたいものです。 簡単な表を例に、きっちり、cssでのデザインの作成方法を確認しておきたいと思います。
スタイルの配置場所
表のスタイルは、複数のページで共有することはないので、htmlファイル内のstylタグを配置し、その中に記述します。
何度も使用し、基本的な表のスタイルが決まったら、cssファイルに反映させましょう。しかし、細かいスタイルの指定は、 htmlファイル内のstylタグに記述します。
stylタグは、headタグ内に記述します。
cssを作成する
枠の表示や文字装飾が無いと残念なので、cssを使用して装飾をしていきます。
cssは、1度作成し、自分のcssファイルを作成し、その中に格納しておけば、違うデザインのWebテンプレートに変更するまでは、意識せずに利用することができます。
※ Bootstrapなどのcssフレームワークを利用するのも1つの手段ですが、ドキュメントを探して理解する手間とどちらを選択するかは、悩ましいところです。
動作確認に使用するhtml
<table class="table_styl01" >
<caption>タイトル</caption>
<tr>
<th>見出し1</th>
<th>見出し2</th>
<th>見出し2</th>
</tr>
<tr>
<td>項目 11</td>
<td>項目 21</td>
<td>項目 31</td>
</tr>
<tr>
<td>項目 12</td>
<td>項目 22</td>
<td>項目 32</td>
</tr>
</table>
※tableタグのクラス名は、デザインごとに変更します。
ファイヤフォックスとクロームの表示の違い
なぜか、ファイヤフォックスとクロームで表示がことなります。
Chrome54.0.2840.99%20m%20(64-bit)
Firefox_52.0a2(2016-12-09)(32bit)
htmlファイル内のheadタグ内にscriptタグを設置し、その中にスタイルを記述する
cssの挙動を確認していく記事を書く場合は、html内に、cssを記述するhtmlファイル内に、 スタイルを記述する方法を使用するとhtml内にすべてが記述できるので、管理が楽になります。
headタグ内のscriptタグの中に記述することが可能です。
文字色と背景色を指定する
表のデザインを高度に追求しない場合、見出し(thタグ)に、濃色の背景色を指定し、淡色の文字色を指定します。 項目(tdタグ)には、見出しの背景色と同系統の淡色の背景色を指定します。
table.table_styl01 th{
color: #fff;
background: RoyalBlue;
}
table.table_styl01 td{
background: AliceBlue;
}
見出し1 | 見出し2 | 見出し2 |
---|---|---|
項目 11 | 項目 21 | 項目 31 |
項目 12 | 項目 22 | 項目 32 |
好みの組み合わせをいくつか探し出し、class名を指定し、cssファイルに記入しておきます。
文字のスタイルを変更する
文字の配置を変更し、文字のスタイルを変更します。
table.table_styl02 caption{
font-weight: bold;
}
table.table_styl02 th{
color: #fff;
background: RoyalBlue;
text-align: center;
}
table.table_styl02 td{
background: AliceBlue;
text-align: center;
font-weight: bold;
}
見出し1 | 見出し2 | 見出し2 |
---|---|---|
項目 11 | 項目 21 | 項目 31 |
項目 12 | 項目 22 | 項目 32 |
表の枠線の色と太さを指定する
table.table_styl03 caption{
font-weight: bold;
}
table.table_styl03 th{
color: #fff;
background: RoyalBlue;
text-align: center;
border:1px AliceBlue solid;
}
table.table_styl03 td{
background: AliceBlue;
text-align: center;
font-weight: bold;
border:1px RoyalBlue solid;
}
見出し1 | 見出し2 | 見出し2 |
---|---|---|
項目 11 | 項目 21 | 項目 31 |
項目 12 | 項目 22 | 項目 32 |
枠線のガタガタを修正する
背景色の濃いところは、淡色の線、背景色の薄いところは濃色の線を引いているので、 一番外側の周囲の枠は、線の幅の分だけ、ガタガタに見えます。
そこで、上、左の線の色を変更します。そして、一番右の要素の右側の線の色を疑似クラス「:last-child」を使用して変えます。
table.table_styl04 caption{
font-weight: bold;
}
table.table_styl04 th{
color: #fff;
background: RoyalBlue;
text-align: center;
border:1px AliceBlue solid;
border-left:1px RoyalBlue solid;
border-top:1px RoyalBlue solid;
}
table.table_styl04 th:last-child{
border-right: 1px RoyalBlue solid;
}
table.table_styl04 td{
background: AliceBlue;
text-align: center;
font-weight: bold;
border:1px RoyalBlue solid;
}
見出し1 | 見出し2 | 見出し2 |
---|---|---|
項目 11 | 項目 21 | 項目 31 |
項目 12 | 項目 22 | 項目 32 |
幅を変更します。
width指定を追加しただけです。
table.table_styl05 caption{
font-weight: bold;
}
table.table_styl05 th{
color: #fff;
background: RoyalBlue;
text-align: center;
border:1px AliceBlue solid;
border-left:1px RoyalBlue solid;
border-top:1px RoyalBlue solid;
width: 170px;
}
table.table_styl05:last-child th{
border-right: 1px RoyalBlue solid;
}
table.table_styl05 td{
background: AliceBlue;
text-align: center;
font-weight: bold;
border:1px RoyalBlue solid;
}
見出し1 | 見出し2 | 見出し2 |
---|---|---|
項目 11 | 項目 21 | 項目 31 |
項目 12 | 項目 22 | 項目 32 |
ほかのサイトで紹介されているデザインを参考にしましょう。
- table作成時に参考になるサイト(外部サイト)