飲食店や販売業など、実店舗で商売をしている場合、ブログやホームページを作成したほうが良いかもと考えるときがあると思います。
ショッピングカートとオンラインストア
店舗がなくても、店舗があっても、オンライン上に自分の扱う商品やサービスを販売できる場所があると売上が得られる可能性があります。
インターネット上で、個人間で物品を売買する方法があります。
- オークション
- メルカリ
- その他
また、自分が運営するホームページ上で物品を売買する事もできます。一番お手軽なのは、ホームページに商品を掲載し、電話やメール、FAXで注文を取ることです。そして、入金確認後、商品を発送します。
返品対応、輸送中の商品の破損、商品が届かない、入金額不足、入金額過剰など、様々な問題が発生する可能性があるので、かなり予備調査と準備を行ってからでないと、問題対応に奔走する可能性があります。
その際、使用するWebサイトも、電子認証を取得して、暗号化したり、電子メールも暗号化したものを利用することがマナーと言われています。
セキュリティの問題がいろいろ発生したことから、細かな対応が必要になってきています。
オンラインストア
商品を紹介するWebサイト、クレジットカードなど各種の方法に対応したショッピングカートが用意されているサービスが、オンラインストアです。ストアページの作成ツールとテンプレートおよびショッピングカートがセットになったサービスです。以前は、利用金額が大きなサービスしか存在しなかったので、利益を出すことは難しかったのですが、現在では、利用料金の低いサービスが登場しています。
オンラインストアで有名な楽天は、かなりの売上を上げないと利用料を賄えないので、実店舗で、かなりの知名度と実績がない限り、利用は困難と言われています。
オンラインストアを利用するためには、基本的に、初期費用、定額の利用料、販売額に応じた販売手数料が必要です。また、基本的に、住所と電話番号、氏名をインターネット上に公開する必要があります。それを避けたい場合は、代理店や他の誰かに代理販売を依頼する必要があります。
最初に始める時は、そもそも売れるかどうかわからないので、初期費用、定額の利用料が少ないサービスを選択することが大切です。定期的に販売できるようになり、販売数が増えてきたところで、販売手数料が少ないサービスに移行します。
また、そのオンラインストアで扱われているものと自分が販売したいもののカテゴリーが合っていることも重要です。オンラインストアで、主に扱われている商品には、それに興味ある顧客が常に訪問して、何か気に入った商品がないか、探している可能性が高いからです。また、おすすめ商品に、あなたの商品を紹介してくれるかもしれません。
そして、運営アドバイスがもらえる可能性が高いので、初めて始めるには、初期費用、定額の利用料が少ないオンラインストアのサービスから始めるのは、良い選択かもしれません。
- STORESjp
- BASE
- Creema(クリーマ)
ハンドメイド作品が主に扱われている。
- カラーミーショップ
決済システムの認証を通過し、発送作業完了後に、クレジットカードの不正利用が見つかった場合、発送した商品の損害は、サービス側が全く保証してくれずに、出品者の負担になるサービス(楽天、BASE)が存在するようです。高額商品を取り扱う場合、注意が必要です。
レンタルカート
また、ショッピングサイトのように、サイトごと用意するのではなく、それぞれのホームページに、ショッピングサイトだけを提供するサービスも存在します。
この場合も、ショッピングサイトと同様に、初期費用、定額の利用料、販売額に応じた販売手数料が必要です。個人サイトでは、利用しにくい、クレジットカード決済に対応する場合には、利用する必要があります。
予約システム
飲食店や美容院、病院などでは、インターネットによる予約を行っているところがあります。
基本的に、個別に依頼し、システムを構築してもらうものです。
しかし、インターネット上では、予約システムを提供するサービスが存在します。
- Airリザーブ
無料
- Goope
通常プラン 月額1000円
- RESERVA(レゼルバ)
プランは、無料からあり。広告の非表示にするためには、月額5000円
- Coubic(クービック)
プランは、無料からあり。無料プランでは、月間予約件数 50件、公開予約ページ5件
- WordPressのプラグインを使用する
多くは海外製ですが、予約システムのプラグインはたくさん見つかるそうです。
- WIX
ホームページ作成サービスWIXでも予約システムが作成できるそうです
キャンセル対応
飲食店でのキャンセルによる存在は、年間2000億円になるそうです。
ドタキャンと呼ばれる当日のキャンセル、キャンセルを通知しないことで、店舗は、収益機会の損失と食材を無駄にします。つまり、利益を得られないだけなく、損失が発生するのです。
ドタキャン防止システム
全日本飲食店協会は、無料で、「ドタキャン防止システム」を提供しています。
ドタキャン歴のある番号を「ドタキャン防止システム」利用店舗で共有し、電話で予約を受ける際、かかってきた電話番号のドタキャン履歴を照会できるサービスです。
ドタキャンするのを、個人の価値観の問題と仮定すれば、ドタキャンに罪悪感を持っていない利用者を予約時に確認して対応を変えることができるようになります。
キャンセルシェア
止む得ないキャンセルで予約を他の人に譲るシステムです。
予約の中で、キャンセル料を確実に請求できる場合があります。たとえば、旅行ツアーのキャンセルです。ホテルのキャンセル料は、確実に請求されます。
その場合、その予約を、誰かに販売することで、いくらかの費用を回収する仕組みです。全額は、予約をキャンセルする人が、支払い、「キャンセル・シェア」を利用する人は、安くホテルを利用できます。利用する人が支払った金額が、予約をキャンセルした人に支払われ、キャンセル料がその文だけ補填されます。
- スキルシェアリングサービスの動向整理
- Cansell
Cansellは、行けなくなったホテルの予約をかんたんに売ったり買ったりできるWebサービスです。
フードシェアリングサービス TABETE
フードロス削減をねらう国内初のフードシェアリングサービス
仕入れた食材の消費期限が近づいたり、ドタキャンで、食べる当てのない料理が発生した後、その内容を配信することで、食べ物と食べる人をマッチングするサービスです。
登録費用や利用料は、発生せず、売上の35%の販売手数料だけがかかります。TABETE では、食材の原価を30%と考えており、廃棄する食材分の費用を利用者からTABETE に支払ってもらうという考えで、この利用料を設定したとのことです。
地図サービス
Googleマイビジネス
Google 検索やGoogle マップで、あなたのビジネスや同業他社のビジネスを検索しているユーザーを捉えてリスティングを表示できるサービスです。
※リスティングとは、あるデータ群の中から、特定の条件に基づいてデータを分類・抽出することを指します。
参考:コトバンク リスティング