目的を明確にする
Webサイトを作成する前に、作成するサイトの目的を自分の中ではっきりさせておきましょう。目的を明確にすることで、調べる情報を限定することができます。
ブログやホームページを作成する根源的な欲求は、社会からの認知度や評価、影響力を上げることです。その手段の1つとして、評価の1つの要素である収益を上げることです。そして、得られた収益をさらにの認知度や評価を上げるために、投資し更に上を目指します。
その始まりは、「調べたことを整理して紹介したい。」、「自分の作った作品を紹介したい。」という気持ちから始まります。
大きくは、以下の3つの目的をもって、ホームページやブログを開設、運営する方や新たに目指す方が多いと思います。
現時点では、ブログやホームページで収益を上げる気持ちがなくても、ブログやホームページを活用して収益を上げることは、到達可能な目標として意識しておくことは必要です。
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自分を売り込む
自分自身を認知させることで、信頼性や親近感を感じさせ、自分の扱っている商品やサービスを効率的に販売する手法です。オウンメディア、自分マーケティングとも呼ばれるています。芸能人やユーチューバーを使って商品を販売する代わりに、自分を芸能人やユーチューバーに近い存在に近づけることで、市場への影響力を高める。
- 現実世界での仕事への集客
- 自分の行っていることを紹介する
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商品を売る
趣味で作っている工芸品や農産物を直接販売する。ショッピングモールやショッピングカートサービスをりようすると、自分の運営するホームページやブログをショッピングサイトとして運営することができる。
インターネット上の仮想店舗で、通信販売を行うことは、実店舗を運営するのに比べ、格段に少ない初期費用や維持費用で行うことができます。
- サイトに広告を掲載して収益を得る
- サイトで、実店舗を紹介し、顧客を実店舗に誘導する
- インターネット上で商品を販売する
- インターネット上で商品を紹介する
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情報を紹介・販売する
ブログやホームページを運営することは、情報を発信することです。
好きなことや職業上で詳しい内容を、あなたの言葉で、その分野の知識のない人に向けてわかりやすく紹介することができます。
いずれ、発信する情報が蓄積され十分な量になれば、趣味や職業に関連する情報を書籍、冊子、pdf、電子ブックなどで、販売したり、有料の講習会やセミナー、ファンサイト、サロンなどを運営することで収益を上げることもできます。
- ブックマークやお気に入りのようにリンクテーブルとして利用する
- インターネットで閲覧できるメモ書きとして利用する
ホームページやブログを開設、運営する前に調べる情報のポイント
情報を調べる際には、大まかに調べる内容を決めておくと効率的です。
- 目的にあったサービスが既に存在していないか。
- 同じジャンルで、人気、あるいは、使いやすいサイトが存在するか。
- 使用しようとしているサイトのタイトルを検索をかけ、既に使われていないか。
- 作成しようとするサイトに必要な情報や構成は。
- どのようなデザインが利用しやすいか。
競合するサイトが存在した場合は、切り口を変え競合しない構成にします。いずれ、直接対決の必要があるにしても、サイトが育っていない状態で行う必要はありません。
どんなサイトでも、「かゆいところに手が届かない」部分が存在します。そこを解決するだけで、価値のあるサイトになります。
運営しようとするサイト(ホームページやブログを総称した表現)の名前の候補を挙げておき、同じ名前のサイトが存在しないか、確認しておくことも大切です。
一般名や他のサイトの名前と重複すると、インターネットで検索する際、自分のサイトが上位に表示されないため、とても探しにくくなるという問題が発生します。そのため、サイト開設時に、検索結果として存在しない名前が、サイト名としてふさわしいものです。
深く考えない
考えすぎると前に進めなくなることがあります。
サイト開設当初は、完璧な情報やデザインを提供できないことを受け入れましょう。サイトは、電子データなのでかんたんに修正できます。指摘を受けたら、その指摘を受け入れて、新たな情報を加えて内容を更新していけばより良いサイトに進化していきます。
あなたが調べた情報をあなたの考えで整理した内容を発信するだけで、価値のあるサイトになります。
最初は、テキストを並べただけのサイトでも、手を入れ続けていくことで、きちんとしたサイトに成長します。
続けるだけで、文章力も構成力もデザイン力も向上します。最初から満足できるWebサイトを求めないことです。そのときどきの自分の精一杯であればよいという考え方も大切です。
公開した時点で完成している必要があるコーポレートサイト(企業自身の公式ウェブサイト)でなければ、公開した状態で作成し続けても問題ありません。
作業すればするほど、文章の質もサイト作成のスキルが向上することを忘れないことが大切です。
本当にWebサイトが必要なのかを判断する
地元のカフェや喫茶店などのローカルビジネスでは、ほんとに、ホームページが必要なのかを考える必要があります。
Webサイトの運営には、作成費用だけでなく、維持費として、レンタルサーバーやドメインの取得更新費用がかかります。
それだけの費用をかけて、小規模店舗では、Webサイトを持つ意味があるのか考える必要があります。
提供する情報が、
- 営業日/営業時間
- メニュー
- 住所/電話番号
- 写真
- イベント情報などのお知らせ(編み物教室や、フラワー教室)
だけであれば、Google マイビジネスのような無料のサービスで十分な可能性があります。