htmlエディタは、何を使っていますか?
長期的に見ると、秀丸エディタやサクラエディタなどで、自分でマクロを作りながら自分の環境を整えていくのが最も良いと思います。
しかし、自分でマクロを作りながらというのは、かなり、大変です。htmlやcssと格闘し、更に、ホームページやブログに掲載する記事やコンテンツを考え、用意して、さらに、マクロも作成するとなると超人的な能力が必要では、無いかと思います。
現在、私は、Expresson Web 4をメインで使用し、秀丸エディタ、Visual Studio Codeの使いやすい部分は、使い安いものを利用して、さらに、記事の下書きには、Wordを使用しています。
MicrosoftのWeb開発環境は、Expresson Web, Web Matrixなど複数のものが存在しました。 あまりきちんとMicrosoftのWeb開発環境について観察していませんでした。そのことも含めて、Microsoftは、Webの統合開発環境の提供には、ほとんど関心が無いと考えていたのですが、現在、Visual Studioへ統合されているようです。
多くの、ホームページ運営者が、WordpressなどのCMSに移行しています。それにより、タグ打ちと呼ばれるhtmlコードを直接入力する方法でhtmlページを作成する方は少なくなってきています。ただ、ページの表示速度やデザインの自由度を考えるとhtmlコードを直接入力する方法が、一概に劣っているとは言えません。
今回、Expresson Web 4からの移行を目的として、Visual StudioをWeb開発環境として使用する方法について調べてみることにしました。
歴史
Visual Studio 2012は、目立ちませんでしたが、このバージョンから、Visual Studio に、web開発ツールの機能が本格的に導入されたようです。
Don Burnettによる、クライアント側のHTML 5ウェブ・デザインをExpression WebからVisual Studio 2012への移動
Moving from Expression Web to Visual Studio 2012 for client-side HTML 5 Web Design by Don Burnett
Visual StudioにWeb Essentialsを導入する
Visual Studioをインストールします。今まで使用しなければ、互換性の問題は、存在しないので、あえて古いバージョンを使用する必要はありません。個人利用なので、community版を使用しています。
Webサイトを作成・編集する
Webページに関しては、プロジェクトを作成する必要はなく、ローカルサイトを格納するフォルダを開くだけです。
テンプレートについては、「Visual StudioにWeb Essentialsを導入する」で紹介した、 「SideWaffle」の他にもテンプレートが存在するかもしれません。「機能拡張と更新プログラム」で探してみてください。
ローカルサイトを開く
すでに、ローカルサイトをパソコン内のフォルダに作成している場合は、ローカルサイトを開きます。
新規に作成する場合は、ローカルサイトフォルダを作成するか、SideWaffle などのテンプレートを使用して、新規にローカルサイトを作成します。
ローカルサイトをパブリッシュ(アップロード)する
Web Essentialsでは、作成したローカルサイトは、サーバーにアップロードする必要があります。外部のFtpアプリケーションを使用することなく、サイトをアップロードすることができます。
Visual Studioの拡張機能「PHP Tools for Visual Studio」をインストールする
PHP Tools for Visual Studioは、スクリプト言語“PHP”のコーディング支援機能を「Visual Studio」へ追加する拡張機能です。ライセンスキーは、有料ですが、一部の機能は、無料で利用できるようです。