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Webサイトの転送設定

新規作成日 2016-05-30
最終更新日

Webサイトの転送設定

WebサイトのURLは、SEOの視点から考えるとできるかぎり変更しないことをおすすめします。

お気に入りやブックマークなど、Webページの位置は、URLで管理されています。そのため、URLを変更してしまうと、Webサイトに辿りつけなくなってしまいます。

そのため、URLは、後々変更する必要がないように、よく考えて指定する必要があります。

しかし、ドメインの変更など、URLを変更する必要が発生することがあります。

URLの変更時に、SEOの視点から行う必要のあるそうさについてまとめておきます。

.htaccessが使える場合

「.htaccess」は、Apacheサーバーを使っている時に利用できる設定サーバーです。使用しているサーバーによっては、開放されていないこともあります。

「.htaccess」が利用できる場合は、301リダイレクトを使用します。これは、今までのURLに訪れた人を新しいURLに転送してくれるだけでなく、リンク評価の移転、 検索エンジンの検索結果のリンク先の変更が行われます。

転送の種類

ステータスコード 説明
301転送

Moved Permanently)

URLが新しいURLに永続的に変更されたことを示します。Webサイトのニューリアルやドメインの変更などで、URLが変更になった場合に使用します。
302転送

(Found)

1時的に別のURLへ遷移させたい時に使用する。転送先は一時的なURLのため、 古いURLを保持しているクライントは以降も古いURLを保持し続ける。
303転送

(See Other)

新しいURLにGETメソッドでアクセスすることが決められたリダイレクト。フォームから送信後、リダイレクトしてTOPページヘ戻す、というような場合に使用します。
307転送

(Temporary Redirect)

1時的に別のURLへ遷移させたい時も利用する。302転送と類似するが、リダイレクト前と同一の方法で、リダイレクト先へもアクセスを行う。

301リダイレクトの他の使いかた

wwwの付いているページとついていないページを両方同じページを表示させたい場合、どちらかに301リダイレクトを設定します。

この操作は、「.htaccess」設定ファイルを設定しなくても、サーバーの設定画面で設定できることが多いです。

カノニカル<link rel="canonical">を使用する場合

カノニカルは、同じ内容のページ(重複ページ)が存在するとき、大本になるページを明示するために使用します。

転送設定に使用する

301リダイレクトが使えない場合の転送設定として使用することができます。headタグ内に記述します。実際の転送は、metaタグで行います。


	<!--サイト移転のための転送設定-->
	<!--metaタグによる転送-->
	<meta http-equiv="Refresh" content="0;URL=http://webdesign.vdlz.xyz">
	
	<!--カノニカルを設定-->
	<link rel="canonical" href="http://webdesign.vdlz.xyz" />

参考:<link rel="canonical">(カノニカルタグ)の使い方(外部サイト)

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